寧々の病気

初夏前後の換毛期から毛が生えず
抜け毛が多くなりました。
目ヤニや体臭もキツくなり
部分的に剥き出しの皮膚がみえた
7月下旬に動物病院へ行きました。
診察のために処置室に入って30分以上…
途中、慌ただしく出てきた看護師さんに
「寧々ちゃん保険入ってましたよね!?」
勢いよく訪ねられてキョドりつつも
「え、はい…生後4か月から入ってます。」
と返答して、待合室が静かになったところで
「…そんなに悪いの?」
ただの皮膚病でしょ?と、
わざわざ病院に連れて行くことを
1番拒んでいた母が急に焦り始めました。
寧々と同じ家に住み、一緒に居る時間の長い母には
そこまで大事に感じなかったのでしょう。
別宅に住む父は、何で病院に連れて行かないんだ?と毎日ボヤいていました。
過去に飼った犬で、治らない皮膚病→胃捻転があっただけに
寧々の症状はヤバいと察したようです。
私の助言には耳を貸さないので(父の言うことも聞かない)
トリマーさんに病院での検査を後押ししてもらったり、
さこんの狂犬病ワクチンを打つのに寧々も連れて行こうと促してやっとでした。
(これでダメなら無理矢理連れて行くつもりでしたが)
「うん、まぁ、普通じゃないからね…」
曖昧に返しながら、私はペット保険の契約内容をスマホで確認していました。
入院付き70%プラン
手術1回15万、通院入院1日1万5千円
オプションで賠償責任保険…
契約中だしいけるか。
申請のやり方は…
サイトを凝視しているところで、寧々の長い診察が終わりました。
結果、寧々は秋田犬に多いとされる病気の
ブドウ膜皮膚症候群
この症状が本格的に出る手前の段階だということが分かりました。
あああ…(心の中で絶叫)
これは治んないやつだ。
辛い。
病院へは、この日から2週間おきの通院となり
処方された薬と、サプリメント、シャンプーな日々になりました。

寧々の治療開始からそろそろ3カ月が経とうとしています。
ボロボロだった皮膚や毛の状態は少し良くなりました。

夏の間、長毛秋田犬のさこんよりバテて
殆ど歩けなくなった寧々でしたが

涼しくなったことも影響して、伸縮リードで少し走れるまで回復してきました。
病気の発覚から、家族は
寧々ちゃん、寧々ちゃんと今まで以上に
過保護に拍車がかかってしまいました。
皆、さこん完全スルー…
扱いに差をつけないでほしいけど
仕方ないか。

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